1. HOME
  2. お知らせ
  3. 能登半島地震 災害支援2nd 1/11~1/14

NEWS

お知らせ

能登半島地震 災害支援2nd 1/11~1/14

能登半島地震 災害支援2nd 1/11~1/14

いつも我々の活動に沢山の応援とご寄付、物資提供をありがとうございます
震災で命を落とされた方のご冥福をお祈りすると共に、被災した全ての方へ心よりお見舞い申し上げます。
2回目の支援活動に出発!
今回の大きな目的は2つ。

① あまり届かない物を届ける。

・こどもの絵本、人形、おもちゃ、塗り絵を提供
・こども用の布マスク、不織布マスク
・下着など着替えられない方、特に女性へ織物シートの提供
・背中まで届くロングウェットボディタオル
・ノンアルコールの除菌剤
・超ビッグサイズオムツ(子供用)

② 在宅避難者へ物資提供(ご依頼分含む)

・簡易トイレ(BENKING)の提供(計70セット)
・ポリ袋(黒/45ℓ)の提供(簡易トイレ用)
・カイロ
・割り箸、紙皿 等
・ミルク

今回は防災推進を日頃から共にするアスプラウトの喜多村社長と同行!ハイエース&キャラバンで出動です
初日は金沢へ

BENKINGの工場にてハイエースがパンパンになるくらいの70セットを積み込み、15時に伊那市を出発。金沢着いたのは20時。BENKINGの販売店様が寄付をして頂いた50セットをお届け。予定よりかなり遅くなってしまったのにも関わらず快く受け入れてくれ感謝です。BENKINGの一部は金沢の企業様へ託し必要な所に配布されます。

夜も遅いので金沢で一泊

→2日目

本日は穴水と輪島へ
天気は雨天
道中での倒壊家屋や地割れの光景はいつ見ても傷ましい。
最初の目的地は在宅避難で苦慮されている穴水のお寺へBENKINGと生活用品の提供。
到着してみると建物が傾き半壊状態。人がいるのかもわからなかったが、ごめんください!と呼びかけたら奥の方から返事あり。住職と奥様とお会いする事が出来た。
BENKINGを2セット、ボディタオル、カイロ、マスクを必要数ご提供する事が出来、辛い被災生活の中ではあるが笑顔を見せてくれた
次の目的地は輪島。
ある企業からの依頼で、家が倒壊し事務所で被災生活をしている方へBENKINGを10セットご提供。伺ってみるとコンクリート造りのビルが割れ、建物がズレている。敷地内のプラントはピサの斜塔の様に傾き、今にも倒れそうだった。
我々は輪島入りは発災後初めてで、今回の災害でも1番被害が大きな市の一つでもある場所。街の光景は本当に酷く、目を背けたいほどだ。
その後は、輪島高校・保育園・中学校など避難所になっているところを周り必要な物資を提供した。最後に伺った輪島中学校では、教員の先生とお話ししたところ、絵本やおもちゃ、塗り絵が本当に有り難いと喜んで頂けた。
日も落ち、活動限界を迎えたので本日はこれまで。
穴水の道の駅には仮設トイレも設置されているので今夜はココで車中泊。
夕飯はカップラーメン
いつも持っているアウトドアセットのコンロで湯を沸かし、寒い中支援仲間で麺を啜る。被災者と同じ環境下で乏しい食事を摂ることもまた大切な事なのかも知れない。
明日は能登町と珠洲市、可能なら七尾市まで行く予定。
今夜はゆっくり休もう…
と寝ていたら車が大揺れ!
震度4。しかも夜中の内に2回も。
まだまだ油断が出来ない。
細心の注意を払いながら頑張ります。

→最終日

昨晩から未明まで震度4の余震が続き、また寒さも増してゆっくり眠れないでの起床となりました。
さて、最終日の今日も気合い入れて支援活動します!
本日の目的地は2つ。
①最初は在宅避難者の多い能登町へ
②そして最後は再度能登島へ

今回の支援物資
・BENKING 3D ・・・ 70セット
・ポリ袋(45ℓ黒) ・・・ 20袋
・カイロ     ・・・ 10箱
・女性用品    ・・・ 10袋
・オムツ     ・・・ 10袋
・ロングボディタオル・・・2,000枚
・子供用マスク  ・・・ 数百枚
・子供用ハンドタオル・・・約百枚
・ノンアル除菌剤 ・・・ 50本
・人形      ・・・数体
・温水シャワー機 ・・・ 7台
・割箸、紙皿 等 ・・・ 数百組

今日は雪予報なので、降雪すれば地割れも隠れ危険が増しますので早目早目の見極めが重要です。
昨晩に食料調達が出来なかっので、今朝は残りの乾き物を糧にし早速出動しいざ能登町へ。
輪島や珠洲がメディアなどでフォーカスされた為、物資供給は豊富だが、奧能登の内湾にあるこの能登町宇出津(うしつ)は在宅避難者が多く物資供給が乏しい地域。
私が代表をしている全国簡易トイレ普及協会の理事で腸律師の小澤かおりさんのお友達からの救援依頼でこの事を知った。最初の支援時に行けなかった能登町。この様に被災地ではまだまだ場所によって支援格差があるみたいだ。
今回のミッションは、宇出津へ”ポータブル温水シャワー機”を届ける事。小澤かおりさんのご友人からの依頼で宇出津にいる先輩へ温水シャワー機を届けて欲しいと数日前に私の所に機材が送られてきた。この温水シャワー機がまた優れもので、バッテリーを充電し水をはった湯船にホースを入れスイッチを入れるだけで、シャワーヘッドから温かいお湯が出てくる。大きな避難所には自衛隊が銭湯を開設したりしているがここには来ていない。今の現地にはこれはとても重宝するだろう。
ついでに現地で必要なものや不足している物をお聞きし、簡易トイレのBENKING、ロングボディタオル、オムツ、女性用品などを提供させて頂いた。とても喜んでもらえたのでこちらも嬉しい。
そして次は1回目の支援時に訪問した能登島へ。
前回同様に能登島地区コミュニティセンターへ向かい、ご縁を頂いていた谷内さんを尋ねた。
途中から雪がものすごい勢いになって来て粒もデカい。
コミュニティセンターでは、今回同行している喜多村さんが持参した背中まで拭ける『ロングボディタオル』を供給。更に施設内の別棟に昨日より開所した子供センターへ行き、子供用のマスク(布・不織布)やタオル、人形などを供給。喜多村さんの女性目線・母目線で用意した物資は現地でもこれまでに無かったと大変喜ばれた。
子供センターにはBENKINGもしっかりと設置され、子供達も活用してくれている様子。
自治体や国から支給されるものは当たり障りのない物が多いが、民間だからこそもう一歩踏み込んだ被災者に寄り添った物を供給する事が出来ると思う。
次は月末前に3ndの支援を予定しています。
今回のリサーチでは、地域柄高齢者のオムツなどが不足しているお話しを良く聴きました。
改めて考慮し生きた支援を行って行こうと思います。
まだ皆様のご協力も必要です。
ご寄付・ご支援も宜しくお願い致します。

【↓↓↓下記よりご寄付が出来ます↓↓↓】

災害時の簡易トイレ支援に関する寄付協力のお願い

【ご寄付の方法】

①上記URLにアクセス
②下に画面をスクロールすると金額選択が見えます。
③ご寄付頂ける寄付金額を選択し、”寄付する”ボタンを押してください。
④支払い入力、決済をして完了

※アクセスした画面に出てきた”寄付する”ボタンを押すとエラーとなるケースがありますので、上記手順にてお手続き下さい。

これにて我々の2nd支援は終了。
外は猛吹雪、我々も帰路へつくこととします。
と、その前に朝から何も食べてない
七尾市はまだ開店している飲食店は一軒も見当たらない。
諦めモードで高速方面へ走っていると『営業中』の看板を発見。
温かい味噌カツ丼とかけうどんは身体に染み渡る味でした
今回一緒に同行下さった喜多村さん、佐々木さん。非常に心強かったです本当にご苦労様でした。この場をお借りして御礼申し上げます。た、今回もご寄付、物資支援頂きました皆様にも重ねて御礼申し上げます。
まだまだ復興への道のりは遠いのが現状です。皆さんにもいつ降り注ぐかわからない自然災害。過去や今回の災害を糧にし、日常からの心がけと準備がとても大切です。まさか自分には?と言う考えを見直し、自助期間わ生き抜く準備をお願い致します。













最新記事