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お知らせ

能登半島地震 災害支援1nd 1/2~1/6

能登半島地震 災害支援1nd 1/2~1/6

この度の震災でお亡くなりになられた方へお悔やみを申し上げると共に、被災され過酷な生活を強いられている皆様へお見舞い申し上げます。
また、寄付のお声がけにご協力を頂きました皆様へ心より御礼申し上げます。
1/3より珠洲市、七尾市を中心に支援させて頂いています。
今回も兼ねてより災害支援連携を組み、心を共にしている仲間や諸団体と共に情報共有することでより効率的に行動することが出来ました。また、それぞれの強みを結集し様々な物資や力が集まり、被災地へ手を差し伸べる事も出来ました。

★今回準備した支援物資★

【生活・衛生系】

BENKING 3D : 50セット
トイレ用テント: 50張
ぽけっトイレ: 100個
エアーマット(オンキーパー): 大人200名分
おくだけトイレ(浄化槽設置型トイレ):6セット

【食品系】

みんなの相棒乳酸菌ゼリー:64ボトル(55本入/ボトル)
ボローニャデニッシュパン:6箱(50個/箱)

【エネルギー系】

発電機(LPガス・ガソリンハイブリッド型) : 20機
その他の生活用品

【水】

飲料水を4つの自治体へ計40トン運搬

★協力会社・団体・寄付・情報共有団体★

・株式会社C-SOS
・一社)全国簡易トイレ普及協会
・興亜化成株式会社
・株式会社カイデア
・HDS K-9 捜索救助犬
・株式会社ほうじゅ倶楽部
・株式会社庄の屋
・株式会社G&ECO
・一般財団法人日本笑顔プロジェクト
・一社)愛と感謝
・一社)まちかど防災”減災塾
・危機対策&アウトドア総合展
・Re防災
・ご寄付(複数個人)

被災地への道のりは険しく時間が掛かり、想像を遥かに越える状況でしたが、事前に現地入りを経験された方がいたので事前に鮮明な打ち合わせが出来、目的地へ向かう事ができ有り難い限りです。
ご協力を頂き、共に動いてくれた皆様、この場をお借りして深く御礼申し上げます。
引き続き力を合わせ支援を行っていきましょう!

→支援初日

金沢で被災し、簡易トイレ供給依頼のあったのとしんきんへBENKINGを届けてレクチャーを行った。その後、断水などしていない道の駅を探し、道の駅のと千里浜に集合場所を据え、集まるまで待機し車中泊。

→2日目

千里浜の道の駅で同朋が集結し、計7台9名の部隊で珠洲市を目指し5:30amに出発
金沢や千里浜ら辺までは目に見える大きな震災の爪痕はそれほど見えなかったが、震源地近くの珠洲市へ向かう途中に通る七尾、穴水付近からは倒壊した家屋や道の亀裂が激しくなり、パンクや転倒して乗り捨てられた車も点々とあり発災当時の規模の凄まじさが見えてくる様だ。途中、電波が途絶え携帯での通話やNetが全く繋がらないとこも多い。それに加え悪路や亀裂、土砂崩れなどで通れる道幅も限られ、災害現場に向かう車列渋滞がかなり酷い。
5時間掛けてやっと珠洲市内へ入れた。気付いてみると車列はバラバラに分散。連絡を試みるも携帯も繋がらない。珠洲市内に入れば電波は復活。連絡の取れた3名にて市役所前で合流。他のメンバーは連絡取れずで先行して市役所の総務課へ行き、支援物資の報告と支援場所を尋ねた。物資は集積所へ持ち込む様に指示があった為、集積所へ向かうことに。車を走らせていたが、移動途中に災害支援時に情報共有をしている一社)愛と感謝の代表筒井氏(通称:アニキ)から絶妙なタイミングで入電。集積所に入れてしまうと荷物が埋もれ、本当に届けたい所に行き渡らない!と言う情報を聞く事が出来た。アニキは事前にどの避難所が1番切迫をしているかの情報収集を地元の支援団体さんと共有していた。流石だ。
切迫している避難所を中心に支援物資を届けた。
訪問先は次の通りだ。

・珠洲市役所
・第三長寿園
・上戸小学校
・蛸島小学校
・蛸島保育園

1箇所に伺うと、そこにいる方から切迫している避難所を聞き出し、次の目的地へ設定する。1箇所で多い所だと800人超の避難者がいる。生活用水、トイレ、トイレ消耗品、衛生用品、暖を取る物など全く足りていない。
実際に伺うと苦慮している光景を目の当たりにする。
1番辛いのはご自身達なのに、物資を運んで来た我々に涙しながら御礼を言ってくれる。電波が繋がらず家族と離れ離れになった方のお話しも聞いた。
移動する時は倒壊した家々の間を縫う様に進む。
原型は全くわからないほどに崩壊している。
珠洲市を出る頃には日も落ち掛けた頃だった。
翌日の為に七尾市へ向かう。直ぐに日没を迎え、停電中のこの場所はテールランプの車列の灯りしかない。
七尾に着いたのは出発してから7時間半が経った頃だ。
仲間とは現地解散した為、七尾市には1人で入った。
いつも通り道の駅で車中泊しようと思い、街中の市場が隣接する道の駅へ向かい休憩。公衆トイレを確認すると断水中で小便器は規制されてなかったが、大便器の方は汚物が溢れて想像を絶する光景が目に飛び込んで来た。
知ってはいるものの、これが災害時のモラル崩壊の形かと改めて思った。
携行タンクで持参してきたので、車の燃料には余裕がある。開店しているコンビニを見つけるために車を走らせた。七尾市から南へ20km程走ってやっとコンビニを見つけた飲食物の確保。偶然その隣には道の駅もあった。この道の駅はトイレの水だけを隣接する貯水池の水を使って流していると記載がありトイレは普通に使えた。
今夜の寝床はココに決定。

→3日目

早朝、車の揺れに気付く
スマホの地震アラートが鳴り響く
物凄い揺れに見舞われた。
直ぐにNetを確認すると余震で震度5強だった。
まだまだ油断は出来ない。
本日は一社)まちかど防災”減災塾”の大竹さん、雨宮さんと朝に合流予定。以前よりお付き合いある高知大学の教授を通し、支援要請を頂いた能登島へ向かった。
能登島は震災当日、橋は通行止めとなり島内は孤立。観光客もいた。能登水族館でも100人が孤立し切迫しているとの通報も来ていた。事前に教授より紹介を頂いていた谷内氏と能登島の1番大きな避難所で待ち合わせ。谷内氏とはFBで意外な共通の友達がいる事もわかり直ぐに打ち解けられた。早速谷内氏の案内で計3箇所の避難所を訪問し、簡易トイレ・発電機や携帯トイレや食料をまちかど防災”減災塾”と共に提供した。
全国簡易トイレ普及協会の理事より入電あり、能登町の被災者より、避難所には物資供給がされているが、在宅避難をしている被災者には物資供給が殆どされていないと言う。ここにも供給の格差が出ているみたいだ。発災して72時間。行方不明者の命の時間とも言われているが、物資供給されない在宅避難者は、隣近所もいない山間部に多いケースがある。ガソリンも供給されないので、車で出掛けるのは大渋滞もあり賭けになるから物資取得の確率が高くないと向かえないと言う。家にある食料などで食い繋いでいるがそろそろ限界、これ以上供給無く時間が経過すると命にも関わってくる。
私の車には支援物資が無くなってしまったので一度離脱。大竹氏らがこれから珠洲市へ向かうとの事だったので、能登町への物資支援を彼等に託した。
夜に大竹氏から報告あり。やはり避難所と在宅避難者への供給格差は少なくともある様子。明日に県庁へ立ち寄るので進言して頂ける事になった。ありがとうございます。
現在までの報告はここまで。
支援はまだまだ継続的に必要。

物資を補充し改めて出動します。

★引き続き簡易トイレ災害支援寄付金募集を行っています!

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